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食物繊維食物繊維とは、7大栄養素のうちのひとつですが、栄養が含まれているわけではありません。 そのため、以前は、栄養面からは価値のないものと軽視されていましたが、現在ではさまざまな病気の予防や改善に役立つものとして注目されています。 食物繊維は体内を通過するときに、体によい影響を与え、大腸がんをはじめとして生活習慣病の予防に役立ちます。 食物繊維は、人間の消化酵素でも消化できない食品中の難消化成分です。消化されない上に、胃の中では水分を吸収して10倍にもふくらみ、その結果、便のカサを増して排便を促します。そのため、便秘の予防に役立ちます。 腸内を通過するときに、ビフィズス菌などの良い菌を増やし、大腸菌などの悪い菌を減らして、腸内環境を整え、発がん性物質を排泄します。そのため、大腸がんの予防に役立ちます。 そのほか、糖尿病や高血圧、動脈硬化、肥満の予防や改善にも役立っているのです。 最近の日本人の食事では、食物繊維が不足しがちになっているので、積極的に摂取するように心掛けるべきです。 食物繊維は大きく2種類に分類できます。水に溶けるものと、水に溶けないものがあります。 水溶性食物繊維は、果実などに含まれ、大腸の粘膜を保護します。 不溶性食物繊維は、穀物や緑黄色野菜などに含まれ、水に溶けないので、腸の中を便量を増しながら移動していきます。 そのとき、腸内のビフィズス菌を増やし、大腸菌を減らし、有害物質を希釈し、発ガンを抑えます。結果として便秘の予防と大腸がんの抑制に役立ちます。 以上のように、不溶性食物繊維のほうが、最近注目されている食物繊維といえます。 緑黄色野菜に多く含まれますが、もっとも手軽に、効果的に摂取できる方法として、青汁があります。毎日の食卓に青汁を加えれば、少なくとも食物繊維の心配はしなくてすむわけです。 青汁にはビタミン・ミネラルもバランスよく、豊富に含まれています。 食物繊維は動脈硬化の予防に役立ちます。腸内において、脂肪の分解を促進し、血清コレステロールを低下させるからです。 さらに、糖尿病の予防や治療にも役立ちます。食物繊維を含む食品は低エネルギーであるからです。 また、食物繊維には、栄養素が腸から吸収される時間を遅らせる働きがあり、それにより、食後の血糖値が緩やかに上昇するからです。 さらに、食物繊維が排泄されるときに、わずかながら糖分も一緒に排泄します。 以上のように、糖尿病の食事療法では、食物繊維は重要な位置をしめているのです。 |
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