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安眠の方法
睡眠に関する何らかの悩み、慢性的な睡眠不足などを抱えている人は、けっこう多いといわれています。
人間には体内時計があり、約25時間周期になっています。これをサーカディアンリズムといいます。1日は24時間なので、1時間合わず、一見矛盾しているように思われます。
光の当たらない地下室で生活するという実験が過去にありましたが、体内時計だけで生活していると、徐々に睡眠の時間がずれていき、ついには昼夜が逆転してしまったそうです。
その体内時計を地球の自転周期に合わせてくれるのが、太陽の光です。
人は太陽の光を浴びることによって、体内時計がリセットされ、睡眠のリズムが整うのです。
いろいろな睡眠の悩み
- 寝付くまでに時間がかかる。あるいは、ぜんぜん眠れない。朝方にようやく眠くなる。
- 夜中に目が覚めてしまう。
- 朝はやく目が覚めてしまう。
- いくら寝ても、寝たりない。
原因はいろいろ考えられますが、工夫次第でよくなるものです。
睡眠の妨げになること
- 寝る前の激しい運動。
- 寝る前のカフェインの摂取。
- 食べ過ぎや空腹感。
- 夕方以降の仮眠。
- 寝室の環境。
- 精神的な悩みやストレス。
- 寝る前のアルコールの摂取。
よい睡眠を取るための方法
- 日中に一定時間、太陽の光を浴びることによって、安眠を促進するメラトニンという物質が脳から分泌される。太陽の光を浴びることは、体内時計を自転周期に合わせて、整えることにもなる。外国に行っても、じきに慣れるのは、このリセット機能による。
- できれば、眠くても朝の一定時刻には起床し、すぐに太陽の光を浴びる習慣をつける。そうすることで、ずれた体内時計が自転周期に合致するようになり、夜になると自然に眠くなってくる。夜、眠れるようにするには、朝を正すことから始めるのが基本。
- 日中に活発に体を動かす。一日中家で横になってるよりは、どこかに出かけるとかしたほうが、適度な疲労感により寝つきもよくなり、深い眠りを得られる。
- 軽めの運動である、有酸素運動を取り入れる。(寝る前の激しい運動は、禁物)
- 寝る前にリラックスした時間を取る。ストレッチ、マッサージ、マイナスイオン、アロマ、ぬるめの風呂に入る、などなど・・・。交感神経の働きを抑え、副交感神経優位になれば、安らかに眠れる。
- 足の裏の踵(生殖器に関係がある反射帯)を刺激すると安眠に効果がある。
- メラトニンを摂取する。太陽光を浴びると、メラトニンが分泌されるが、これを体外から摂り入れる。寝る前に摂取すると、驚くほど効果がある。
メラトニンは、ケールの青汁に多く含まれる。メラトニンは若返りホルモンともいわれ、年齢とともに減少していくので、積極的に摂り入れるべきである。また、メラトニンは、錠剤でも摂取することができる。
メラトニンは睡眠薬ではなく、ケールという野菜に多く含まれているように、天然の素材なので、安心して摂取できる。睡眠薬に抵抗を感じる人は、まずメラトニンがおすすめ。
- 睡眠を手助けするサプリメント(バレリアンなど)を飲む。どうしても、睡眠薬には抵抗がある、医師の処方があるから面倒だという人は、まずこれを試してみる。朝の目覚めがすっきりし、かなりの効果がある。
- 睡眠薬を飲む。寝る前のアルコールよりも、睡眠薬のほうがよっぽど安全であることは、あまり知られていない。(ただし、睡眠薬を飲んだら、アルコールは飲んではいけない。)
- 眠れなくても、無理に寝なければと考えない。横になっていれば、知らず知らずのうちに眠れるものだと捉える。
- 寝室の環境を整える。安眠枕にする、温度を調節する、照明をおとす、音の刺激を減らす、などなど・・・。外からの音の刺激の場合は、防音サッシにする。あるいは、アレルギーやかゆみで寝られないのなら、それを取り除く方法を考える。
気をつけるべき点
- いびきが急に止まったあと、静寂が続き、ヒューヒューという音がしたり、グガッと音を立てたりするのは、非常に危険な状態です。いびきが止まったあと、呼吸をしていないと思われます。
これは睡眠時無呼吸症候群(SAS)といって、日中、耐え難い眠気に襲われます。肥満やアルコール、加齢などが原因で起こります。呼吸停止中は、心不全などが起こる確率が高く、非常に危険です。一度、専門の医師にご相談ください。
- アルコールを睡眠薬代わりにすべきではありません。脳の深い眠りであるノンレム睡眠が深く取れなくなり、脳が充分に休息することができなくなるからです。寝入りには効果があっても、最初だけで、夜中に目覚めてしまいがちです。
また、アルコールを睡眠薬代わりにしていると、始めは微量だったのが、だんだん量を多くしないと効かなくなり、アルコール依存症になったり、肝臓障害を引き起こすことになります。睡眠薬のほうが、よっぽど効果的で安全です。
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